アリババが将来有望の10名の青年研究者に100万元の賞与!

その名は「グリーンオレンジ賞」

2019年の夏が終わり、早生ミカンが、スーパーや果物屋さんに並ぶようになった。早生ミカンは熟したオレンジ色のミカンとは違った味わいがある。若々しく、味が引き締まっていてとても美味しい。また冬の味を一足先に先取りすることで、ますます美味しく感じられる。

そんな初秋の味覚である早生ミカン、つまり「グリーンオレンジ」であるが、中国一大企業であるアリババの主催する青年研究者に与えられる賞の名前として用いらた。35歳以下の若い希望のある青年研究者を支援する、素晴らしい企画は2018年から始まり、今年で2回目となった。

中国メディアの今日頭条によると、アリババは毎年1,000万元を投資し、情報技術、チップ、インテリジェント製造などの基礎研究分野の研究者から選考している。10人の若い科学者を選び、それぞれに100万元の現金を授与した。現金賞与の使い道に制限はなく、受賞者の自由に使ってよいという。アリババからもらった100万元なので、アリババ集団のための研究に使用しなければならいという縛りが全くないことに、主催者の懐の大きさをかんじされる。

先日、行われた授賞式では、受賞者の代表がステージでスピーチを行う際、マイクを握った手が震え、賞を受け取るときも震えが止まらなかった。この状況はカメラによって撮影され、ライブ中継された。授賞式の司会者は「100万のボーナスを受け取り、非常に興奮しているのが伝わってきます」と受賞者と一緒に感動していた。

記事によれば、今回の最年少の受賞者は28歳であり、女性科学者は2名である。出身大学は、清華大学、北京大学、浙江大学、上海交通大学、南京航空宇宙大学、中国科学技術大学、中山大学、西安交通大学、および電子科学技術大学である。彼らの研究は量子暗号、数学、可視光通信、機械学習などの基礎科学が中心であると記事は伝えている。

「グリーンオレンジ賞」管理委員会によると、「グリーンオレンジ賞」は合計237名の応募があり、審査プロセスの予備審査、審査、最終審査に合格し、最終的に10人の受賞者が選出されたという。

研究の初期段階で若い科学者を支援することは、研究開発への熱意と基礎研究に根ざす決意にさらにやる気を与えることができるだろう。将来のある青年研究者に投資をすることは、明るい未来に向けた投資である。中国の技術革命が注目されてまだ間もないが、これからもっと人々を驚かせる技術革命が進んでいくのだろうと、「グリーンオレンジ賞」授賞式を見て実感した。
参考記事:https://www.toutiao.com/i6740796987194475020

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