謎の人物が破綻したシェアサイクル企業の自転車を1台100元で爆買い

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中国メディアの報道によると、一人の謎の人物が約1万台のofoやモバイクなどのシェアサイクル企業の廃棄自転車を買い、さらに運送、メンテナンスなどのコスト、総額約35万ドル(約240万元) を負担して、地方の貧しい学生に寄付をした。廃棄自転車1台あたり平均して約100元のコストである。

この謎の人物にはどんな人物なのか?彼はどうして廃棄されたofoの自転車を買ったのか?果たしてこれでofoの債権者は救われるのか?

報道では、廃棄自転車を買ったのはミャンマーから来た企業家で、名前は、マイク・サン タン・ウィン氏 (Mike than tun win)という。購入した廃棄自転車は、oBike、ofo、もバイクを含むシェアサイクル企業のもので、購入した自転車はミャンマーの田舎の学生へ寄付をした。ミャンマーの田舎の多くの学生は徒歩で1時間の長距離を歩いて学校に通っている。彼らにとっては、都会のスクールバスなどとは縁はなく、またほとんどの家庭では自転車やバイクなどを購入する余裕がない。

マイクは1980年代生まれの起業家で、2010年、南洋理工大学の商業管理学科を卒業後、ミャンマーに戻り科学技術分野に投資する会社を設立、主にO2O等のネットワークeコマースに投資をしていた。
当時、マイクは多くのシェアサイクル企業が立て続けに倒産しているのを知り、すぐさま自転車を回収しミャンマーの貧しい学生に寄付する考えを思いついた。
そして今年の3月、彼は北京最大のシェアサイクルの“墓場”を訪れ、状況を把握し、回収や改造にかかるコストを算出した。最終的に単価20シンガポールドル(約100元)でマレーシアやシンガポールからofoやモバイク等の自転車を10,000台回収し、それに加え、輸送費、鍵の改造費、再生費用を負担し、1台につき約35ドル(約240元)の費用を支払った。
マイクが見たところでは、ほとんどの自転車は新品のように完璧で、いわゆる新古品のような感じだった。

関係者によると、今年の4月、マイクは初めてミャンマーまでの自転車輸送を行った。そして今年の6月5日に追加輸送を行った。今のところ購入した1万台を超す自転車のうち6,000台は既にヤンゴンの田舎の子供たちに渡ったとのこと。
中国ではシェアサイクルは暗黒の時代を迎えた。例えば破綻したofo社には、1,600万人近くがデポジットの返金待ちをしている。この自転車買い取りのニュースが、こうした人々に希望の光を与えたようだ。
しかし、ミャンマーの企業家のわずか100万元の資金ではofo社やモバイク社にとっては、依然として焼け石に水である。6月25日、この中国メディア(市界)はofo社のアプリにログインしたが、ユーザーのデポジット返金状況はやはりエラー状態で、返金申請はすでに15,984,000名に到達していた。各ユーザーの返金額が異なるため正確な総額はわからないが、以前とった統計に基づき算出すると、21億元以上の返金が必要になることとなる。