中国のご祝儀相場は?

「〇〇さんと仲良い?」
「高校の時よく遊んだわ」
「じゃぁ今度国慶節にある彼女の結婚式行く?」
「あ…いや実はあんまり彼女のこと知らないの」

これは、国慶節連休にネットで流行った笑い話。結婚式ラッシュによってご祝儀貧乏となる若者の苦悩が表れている。中国では10月1日から国慶節(建国記念日)が始まったが、この7連休中に結婚式を挙げる人が多いようだ。

社会人一年目の賀さんは、この国慶節中に開かれる8つの結婚式の招待状を受け取っている。住んでいる地域の常識に照らし合わせれば、全部でご祝儀の支払いは7000元(約10万5000円)ほどになり、1か月のお給料がまるまる消えてしまう。

このように近年、国慶節は結婚式を挙げるカップルにとって最も人気の日取りとなっている。結婚する人があまりに多いため、「マリッジシーズン」と称されるほどだ。結婚式の司会を生業とする女性に話を聞いたところ、国慶節の7連休の間に全部で17会場の司会を務め、1日に3会場掛け持ちする日も多いという。

「この連休中に6つの結婚式披露宴に出席する」という張さんも国慶節の結婚式ブームを深く体感している1人。しかし彼は「みんなが国慶節を選んで結婚式をするのも分かる」と話す。「結婚式は時間も労力もかかるもの。普段は仕事が忙しく休みをとるのも難しいから、長い連休中に済ませたい。それに、国慶節なら時間はたっぷりあるから、親戚や友達も駆けつけやすい。」

結婚式の披露宴に出れば、必ず必要になるのがご祝儀。多くの結婚式に参加すれば自然と出費も多くなってしまう。張さんによると「一般的に友達なら300~500元(約4500~7500円)、親友や近い親戚なら1000元(約1万5000円)くらいは渡す」という。

この相場には地域差があるようで、記事のはじめに紹介した賀さんが住む中国中部のある省では、「親戚の結婚式ならば1000元(約1万5000円)が最低ラインで、1万元(約15万円)を超えることも良くある。友達の結婚式でも500元(約7500円)以下なんて“ありえない”。」彼女によると「高校の時の同級生が別のクラスメイトの結婚式に行って、400元(約6000円)のご祝儀を渡したら、それ以来交流がなくなっちゃった」という。

――結婚適齢期の若者が、友達や親戚の結婚式ラッシュでご祝儀貧乏に陥る現象は、日本も中国も共通しているようです。しかし日本よりも中国のほうがご祝儀の相場金額があまり定まっていない分、頭を悩ませそうですね。ちなみに、中国語で「ご祝儀相場(份子钱一般給多少)」をネットで調べてみると、以下のようなまとめがありました(http://www.chachaba.com/news/wedding/yongpin/20170523_311968.html)。

  1. 普通の友達、同僚へは200~500元(約3000~7500円)。
  2. 仲の良い友達は600~1000元(約9000~1万5000円)で、縁起の良い666元、888元を選ぶ人も多い。
  3. 自分が学生ならば100~400元(約1500~6000円)でも可。
  4. 親戚の場合は地域差が大きいが、新郎側の近い親族は金額が大きくなることが多く、一般的に2000元(約3万円)以上である。

中国人の結婚式に出席する場合は、ご祝儀をお忘れなく!

(中国経済網など  http://baijiahao.baidu.com/s?id=1646438489416139638&wfr=spider&for=pc、
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1646460223576830673&wfr=spider&for=pc を翻訳・編集)

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