中国の中秋節と言えば月餅、中秋節が終わった後、売れ残った月餅はどうなった?

日本でも十五夜にお月見をする習慣があるが、中国にも同様に中秋節がある。今年は前後の土曜日曜を挟んで3連休になったが、毎年この中秋節は休日になる。中国の名曲に「月亮代表我的心」という曲があるのをご存じだろうか?テレサテンの曲なので、ご存じの方も多いかもしれない。中国人はこの歌が好きな人が多いことから分かるように、古くから月を愛する国民性がある。中秋節の数週間前から、日本のお歳暮のように、普段お世話になっている方に月餅を贈る習慣がある。また人に贈るだけでなく、自分で購入して食べる人もいる。9月に入ってから、中国のオフィスや、街で月餅を必ず見かけることだろう。それほど、中秋節に月餅は外せないアイテムとなっている。

中秋節が終わった後、街から月餅はすぐに姿を消した。人々の興味が1週間の休日のある国慶節に移り変わっていったのだ。

とはいえ、あんなに溢れかえっていた月餅はどこに姿を消したのだろうか?売れ残った月餅は絶対に大量にあるはずだ。中国メディアの今日頭条は「売れ残った月餅はどこに行った?」と、市民の疑問を掲載した。

 記事はまず、昆明、広西の商店に取材した結果、「ほとんどがセール価格で販売されているようだ」と紹介。月餅は中秋節が始まる45日前から販売され、中秋節の1週間前からセール価格になるようだ。月餅は、贈答品でもあるため、早めに購入する客が多い。また商品によっても異なるが、賞味期限が3か月と長いものが多く、日持ちがするため中秋節後も食べることができる。よって中秋節間際に、セールになった月餅を購入するのも手であると紹介した。近年、月餅はいろんなテイストが販売されており、消費者はセールになった月餅を楽しむことができる。

確かに、月餅が好きな人にとっては、日持ちのする月餅がセールになるのは非常に嬉しいことである。

一方記事では、セール販売後に完売したとは、到底思えない。いつまでも店頭に並べることができないため、売れ残りは廃棄されていることが想像できると指摘した。実際のところ、生産した月餅に対する廃棄した月餅の量の統計はないので、具体的には不明瞭であるが、余って知った月餅は相当数に及ぶと想像できる。

 記事は結論として、「セールになっている月餅を購入しよう」と呼び掛けている。中秋節は終わってしまっても、月餅の賞味期限はまだ1、2か月ある。これを廃棄してしまっては非常に勿体ないので、みなで消費しようと強調した。たしかに中秋節から月餅を外すことはできない。中国の伝統を守り、かつ食べ物を大切にするには「余っている月餅を購入する」方法が一番だと締めくくった。

記事に対して、「月餅は、小さい頃から大好きで、月餅を食べるのを楽しみにしていた。最近はいろんな味が出てきて、楽しんでいるし、これからも楽しみたい。」という肯定的な意見をはじめ、「月餅には興味はない、月餅を食べようとも思わない、月餅は過剰包装で無駄ばかりだ、中秋節に月餅を贈る習慣に反対」という否定も多くコメントされている。

参考記事:https://www.toutiao.com/a6737185426613731853/?tt_from=weixin&utm_campaign=client_share&wxshare_count=1&timestamp=1568696648&app=news_article&utm_source=weixin&utm_medium=toutiao_ios&req_id=201909171304070100260790170712DB89&group_id=6737185426613731853