【中国ニュース】若い出前配達員たちへ、ぜひ目を覚ましてほしい!

日本でも都市部ではウーバーイーツ等の出前代行サービスを愛用する人がじわじわと増えているが、中国ではスマホのAPPを利用した出前代行サービスが、すでに人々の生活に浸透している。それを支えているのが、フルタイムで配達をしている若い配達員たちである。

中国メディアの今日頭条はこのほど、「毎日配達で奔走している、若い配送員に対し、このまま配達員に忙殺されているのは非常に危険である」と指摘する記事を掲載した。

出前代行サービスとは、客が専用アプリで飲食店に出前を注文すると、店の付近にいる自転車やバイクに乗った配達員のスマホに注文が飛ぶ仕組みとなっており、店から食事を受け取った配達員が注文客のところまで届けてくれるというサービスだ。最短で30分で配達してくれ、家やオフィスで待っているだけで、食事が届く非常に便利なサービスである。

出前を注文する方にとっては非常にありがたいサービスであるが、そのサービスを支えている配達員にとっては、非常にブラックな職場環境であると、日本でも一部メディアは報じている。

「距離の計算がおかしい」「突然アカウントを停止された」「評価制度が不透明」「急に仕事がこなくなった」「事故のときどうなるか心配」……。これらの文言が労組結成に向けて動き始めた、「ウーバーイーツユニオン準備会」のポスターに掲載されている。しばしばウーバーイーツは、ブラックな労働環境が問題視されているが、出前文化の発祥地ともいえる中国でも同じような問題が存在する。そしてその問題は未だ解決しておらず、配達員たちは配達に日々奔走している。

中国でも配達員の職業環境は決して良いとは言えないようだ。記事は若者に出前配達員という職業を勧めない理由として、3点あげている。

1、交通事故が多発している。出来高制であるため、心理的にストレスがかかり、結果安全運転できず各地で配達員の事故が多発している。事故によって、命を失ってしまった事例もある。非常に危険な職業である。

2、収入が低すぎる。お金を稼ぐためには、必死で注文を取らなければならない。注文を取るためにはスマホにかじりつかなければならず、そのエネルギーの浪費と収入が割に合わない。エネルギーを消耗するばかりで、お金にはならず、決して裕福な生活をおくることができない。
3、職業経験が将来的なスキルにつながらない。スマホで注文を取って、配達するだけでは、なんの学習もできず、将来的なスキルにつながらず、違う職業に転職しようと思っても厳しい。肉体労働で時間を消耗しているだけである。

最後に記事では、若者たちにこのように提言している。「若者が配達員を続けることを非常に心配している。 若いうちにテクニックを学び、趣味や専門分野を発見して欲しい。 スキルを身に着けることにで、より良い人生を送れるはずだから」

参考記事:https://www.toutiao.com/a6758304724493009422/?tt_from=weixin&utm_campaign=client_share&wxshare_count=1&timestamp=1575869522&app=news_article&utm_source=weixin&utm_medium=toutiao_ios&req_id=20191209133202010026077205101A0F60&group_id=6758304724493009422

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