中国の出前文化は、日本の江戸時代に発祥

日本には「出前一丁」という美味しいインスタントラーメンがあるが、これは日本だけではなく香港でも大人気のインスタントラーメンである。中国本土でも、香港からの輸入品として「出前一丁」を購入し、食することができる。日本のインスタントラーメンは、世界各地で愛されているのだ。

「出前」といえば、中国では出前が大人気である。出前は中国語では「外卖」と呼ばれている。朝食はもちろん、会社での昼食も出前を頼み、甚だしきは帰宅後の夕食、そして夜食まで出前を頼んでいるという強者も存在する。それほど、中国の出前サービスは便利で、何度でも頼んでしまう魅力があるのだ。

中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本の出前サービスについて」紹介した記事を掲載した。日本にも大都市に限りではあるが、出前館や、アメリカ発祥のUber Eatsなどの出前サービスが進出し、出前文化がじわじわと人々の生活に浸透しはじめている。

記事では、日本の出前文化は、中国と比べたらサービスにおいても、人々の生活への浸透度もまだまだであるが、そもそも「出前」の文化は、日本の江戸時代中期であると言われていると紹介している。当時の江戸っ子は蕎麦やうどん、寿司などを注文していたのだろうか。料理が熱いうちに、こぼれないように工夫して運んでいた。自転車に乗りながら、寿司折を片手に、まるでサーカスのようにバランスを取りながら、運んでいる姿の絵をみると、もし転んでこぼしてしまったら、店長に賠償を命じられていたのだろうかと、そんな心配までしてしまう。

現在は、出前できる料理の種類も増え、お弁当はもちろんハンバーガー、ピザなど若者に人気の料理の出前が主に支持されている。そのほかにも、中国でも大人気の「麻辣タン」も出前で注文できる。在日中国人や、辛いものが大好きな人にとって非常に嬉しいはずである。

「麻辣タン」とは辛いスープに野菜やお肉、練り製品など好きな食材を入れた一人の用の鍋である。東京では「麻辣タン」のお店が増えており、これらのお店が出前サービスも始めているのである。注文アプリで「ネギなし」や「辛さ」など細かく自分の希望の味を選ぶことができるようになっている。寒い冬はもちろん、夏の暑い時期で「麻辣タン」はとても美味しい。

また記事では、安全面を考慮したバイクと、運送用リュックで、配達員が颯爽とお客のもとへ届けている姿を目にする回数も増えてきた、と紹介している。また中国では出前配達員は若者のイメージが強いが、日本ではUber Eatsが配達員の年齢制限を設定していないので、元気な高齢者も配達員として働いている姿を見ることに驚かされると記載している。

出前文化が浸透した中国の影響を受け、日本でも再び出前ビジネスに火が付いたといえるだろう。日本と中国は、太古より交流があり、お互いに学びつつ成長してきた。現代においても、世界の経済大国中国から学ぶことはたくさんあり、日々切磋琢磨している。また隣国として困った時には助け合えるそんな関係をこれからも気づき上げていけることを切に願う。

参考記事:被称为世界第九大奇迹的“中国外卖”,究竟是怎么征服外国人的?

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