中国人の死亡原因ランキング

最近「中国人の死亡原因ランキング」がウェイボー(中国版ツイッター)上で話題となり、脳卒中が第一位であることが分かった。中国は世界で最も脳卒中リスクが高く、25歳以上が脳卒中を発症するリスクは約40%にも上るという。

その主な原因はズバリ、塩分の取り過ぎである。国際的な医学雑誌『ランセット』によると、成人が一日に摂取する塩は5グラムを超えないほうが良いとされているが、中国人の摂取量は12.5グラムと、2倍以上であることが分かった。

特に塩分摂取量が多い北方地域

中国では「南方では甘い味、北方ではしょっぱい味が好まれる」と言われ、確かに南から北にいくにつれ、塩の摂取量が増えていく。2012年に中国当局が行った調査によると、南方の人は1日に10~12グラム、北方の人は15~22グラムの塩を摂取していた。

また、別の調査によれば、2012年最も塩の摂取量が多い地域TOP5は、河南省、北京市、陝西省、遼寧省、吉林省であった。河南省、陝西省は中国の中部、残りの3地域はいずれも北方に位置する。

塩は中国料理の魂

中国人の台所に調味料が1つしか置けないとしたら、間違いなく塩が選ばれるだろう。中国人の塩好きには理由がある。食料が乏しかった時代、食材を塩漬けにすることで初めて長期保存が可能となったのだ。古代人の知恵である。

しかし現代では、塩を使用するのはもはや保存期間を延ばすためではない。塩は次第に、中国人の味覚を満足させるために使われるようになった。塩分の取り過ぎと言われても止められない。塩を入れることで料理に魂が入るのだ。

各地の料理

まず、中国四大料理の1つである山東料理は、しょっぱいことが特色だ(ちなみに他の3つは辛い四川料理、あっさりした江蘇料理、甘い広東料理である)。

海に面しているため海鮮が豊富な山東料理はどれも美味しいが、実際かなりしょっぱい。ある人は山東省での食事を「昼ごはんを食べたら、残りは1日水を飲んでいれば良い」と表現した。

次に北京。北京料理の印象は2つ。味がしょっぱい。見た目が茶色い。茶色い原因は北京料理でよく使われる味噌である。北京名物ジャージャー麺の上にものっている。食欲を刺激するこの味噌の味はやはりかなりしょっぱく、ご飯を進ませる。

さらに、東北部(遼寧省、吉林省、黒竜江省)の人は、生の野菜を味噌につけてそのまま食べるのが好きだ。また、東北では醤油も大変好まれており、料理にドボドボ入れられる。もちろん醤油に含まれる塩分も極めて高い。

外食好きの若者

交通の発達や社会発展に伴い、中国人の食は全土で似通ってきている。火鍋、ザリガニ、マーラータン、中国式串焼きのお店は、中国のどの都市の街角でも見かける。人々はどんどん濃い味、しょっぱい味を求めているようである。

「仕事のストレスが大きくて、味の濃いものを食べて発散している」という若者は、両親には「体のことを考えて塩分を控えなさいよ」と言いつつも、自分は路上の串焼き屋台で不健康な食事をとっている。

家庭で作った料理と比べて、外食にはさらに多くの調味料や添加物が含まれていることは疑いようがない。しかし、どうしようもない。若者には時間がなく、自分で作る元気もないのだ。「健康はお金では買えない」というのは彼らにとって最も残酷な事実である。

(大風号 https://feng.ifeng.com/c/7oXNNFFdJaYを翻訳・編集)