【中国のニュース】財布を拾った後、すぐに持ち主に返却せず紛失してしまった…

拾得者に3700元支払判決

お金や財布を拾ったとき、どう対処すれば良いのか分からなくて困ったことはないだろうか?「少額ならもらっても良いのかな?」「どこかに届け出さなきゃいけないの?」と疑問に思うことも少なからずあるだろう。しかし、適切な対処をとらなければ、罪に問われる可能性もあるので注意が必要である。

中国メディアの今日頭条はこのほど、上海市虹口区人民法院でのある裁判について報じた。
その裁判は、徐さんが住居マンション内の道で、車に乗る際不注意で財布を落としてしまった。監視カメラで探したところ、翌朝早朝、陳さんが拾い、そのままポケットに入れてタクシーに乗って移動したことが発覚した。徐さんは陳さんを見つけ出し、財布を返却するように求めだが、陳さんは拾った財布から身分証明書だけを抜き出し、他はコインロッカーに預けていたところ紛失してしまったという。

そこで中に入っていた身分証明書だけを返却したという。徐さんによると財布はフェンディのブランドものであり2000元の価値があり、また財布には1500元の現金が入っていたと主張した。しかし陳さんは、財布は紛失してしまい価値は分からないし、財布の中身は空であったと主張した。

財布の持ち主である徐さんは、裁判所に半年前に購入したフェンディの財布の2000元の領収書を証拠として提出し、陳さんに財布代と現金を返却するように直訴した。

裁判では、財布を拾った陳さんの主張を退け、徐さんに3700元を支払うように判決がくだされた。

そもそも財布を拾った場合、すぐに最寄りの派出所に届ける義務があり、それを怠ったことが今回のトラブルの大きな原因である。また財布というものはお金を入れる入れ物であり、その中身が空であったという主張は、非常に疑わしいというのが、判決の決め手であるという。

現在、中国には、監視カメラがあちこちに設置されており、不正を働いたら全て発覚するといっても過言ではないだろう。少しの気の緩みから不正を働くと、大きな代償があることを肝に銘じて生活するべきであると、記事では伝えている。

日本でも監視社会の是非が問われているが、不正を働くことを抑止するためにも、中国同様監視カメラが今後ますます普及していくことが考えられる。個人として大切なことは、やはり不正を働かない、公序良俗に反する行為を行わないことである。

参考記事:https://www.toutiao.com/a6770853801197830670/?tt_from=weixin&utm_campaign=client_share&wxshare_count=1&timestamp=1576475267&app=news_article&utm_source=weixin&utm_medium=toutiao_ios&req_id=201912161347470100200470151B16FDFC&group_id=6770853801197830670

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