中国で新たに3647社がマスクなどの生産に着手

中国国内ではすでに一部の企業が業務を再開しているが、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、マスクが必須となっている。従来のマスク生産企業の生産能力は1日当たり2000万枚に達するが、中国の膨大な人口からすると全く足りていない状況だ。

マスク生産を奨励するため、中国の国家機関は「ウィルスの流行が収まったあとで余ったマスクは、規格を満たせば全て政府が備蓄用に買い取る」と発表した。現在のところ、中国全土で3000を超える企業が、その事業範囲に「マスク・防護服・消毒液・温度計・医療機器」に関する事業を新たに加えたという。

例えば、電子機器製造企業のフォックスコン、IT部品・自動車製造企業のBYD、スマートフォン製造企業のOPPO・VIVO、石油関連事業企業の中国石油化工、自動車製造企業の上汽通用五菱などの有名企業も、業界の垣根を超えてマスク生産を始めた。

2月7日、中国石油化工は業務パートナーと共に、11本のマスク生産ラインの土台を完成させた。これから機械を設置する行程に入る。試算によると、2月末には1日60万枚のマスクを生産できる見込みである。

また、フォックスコングループは深セン龍華園区にマスク生産ラインを初めて導入し、2月5日に試験稼働を行ったと発表。2月末には1日当たり200万枚のマスクを生産することが可能としている。

上汽通用五菱はサプライヤーと連携し、生産ラインを改造することで、マスク生産に乗り出すという。全部で14本の生産ラインのうち、4本はN95マスクの生産ライン、10本は一般的な医療用防護マスクの生産ラインであり、1日当たり170万枚のマスクを生産するとしている。

地域別に見ると、医療物資に関する事業を新しく始めた企業が一番多いのは広東省で、414社にものぼる。これに、北京市の企業が第二位、山東省の企業が第三位と続く。また、これらの企業の38%は、資本金100万元(約1600万円)以下の中小企業である。これらの企業にとっては、この転換こそが逆境を生き延びるための希望なのかもしれない。¬

(中関村在線 http://diy.zol.com.cn/737/7379972.htmlhttps://tech.sina.com.cn/roll/2020-02-11/doc-iimxxstf0418606.shtmlなどを翻訳・編集)