上海市民の疑問 | 使用済みマスクは、何ゴミになるの?

新型ウィルス感染予防でマスクの使用が広がる上海市民の疑問

中国上海では、2019年7月1日から、「上海市生活ゴミ管理条例」が施行され、中国国内で初めてゴミ分別の規則が定められ、規則に違反した者に対する罰則も定められた。中国版ツイッターの微博(weibo)などのSNSで、「ゴミ分別」が「人気検索ランキング」に入るほど、この条例に市民は関心を寄せた。環境意識の高まりを後押しする声とともに、急激な締め付けに戸惑う意見もあったのも事実だ。

「上海市生活ゴミ管理条例」が施行され、半年がたった現在、中国武漢で新型ウィルスが流行し、連日報道されている。その報道を受けて、感染予防のために多くの上海市民もマスクを着用するようになった。マスクは衛生面から考え、多くの人が使い捨てマスクを使用しているが、使用済みマスクの分別はどうしたら良いのかと、SNS上で話題になっている。

上海市生活ゴミ管理条例はでゴミを下記のように4種に分類している。
「有害ゴミ」乾電池、点灯管、薬品、ペンキとその容器
「湿ったゴミ」食材、おかず、ご飯、果物の皮や核、漢方薬を煎じた残りなど
「資源ゴミ」紙、プラスチック類、ガラス製品、金属製品など
「乾燥ゴミ」上記以外のゴミ

たしかに上記を見る限りでは、どこに分類したら良いのか迷ってしまう気持ちもある。もしかしたらウィルスが付いているかもしれない使用済みマスクであれば、有害ゴミに属するのではという懸念もあるだろう。

中国メディアの今日頭条はこのほど、新型ウィルス感染予防でマスクの使用が広がる上海市民の疑問について、上海市緑化市容局の担当者による回答を掲載した。記事によると、上海市民の懸念に応えて、上海市緑化市容局の担当者は、市民が個人的に使用するマスクは「乾燥ゴミ」であると述べた。衛生部門が回収し、焼却プラントで無害な方法で処理するとのことである。

それを受けて、一部の市民は、使用済みマスクが湿っていた場合、バクテリアが繁殖しやすい状態が生まれる。万が一ゴミ袋が破れた場合、ウィルスが飛び散ってしまうのではないかとの懸念を示している。市民のウィルスに対する恐怖と、何としてでも予防したいという衛生観念が非常に強いことが分かる。

ウィルスはマスクでの予防はもちろんのこと、うがい手洗いの実行も重要である。また常日頃からウィルスに対する抵抗力を持った身体を作っておく必要もある。

使用済みのマスクは日常生活の乾燥ゴミとして処理することは分かった。いずれにせよ。一刻も早く新型ウィルスの問題を克服し、早く平穏な日常が戻ってほしいと願うばかりである。

参考記事:https://m.toutiaocdn.com/group/6785090028788777486/?app=news_article&timestamp=1579829713&req_id=202001240935130100260770742B08040B&group_id=6785090028788777486&tt_from=weixin&utm_source=weixin&utm_medium=toutiao_ios&utm_campaign=client_share&wxshare_count=1

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