中国の食いしん坊が大喜び!

ECサイトTmallに10か国の旗艦店がオープン

中国語に「吃货」という言葉がある。これは食べることが大好きな人のことで、日本語で言うと「食いしん坊」のような意味合いがある。この言葉は、最近の中国では非常によく目にする。つまり中国全土に食いしん坊があふれているということである。国全体が、いろんな美味しいものを食べてみたいという意欲にあふれているのだ。

中国メディアの今日頭条はこのほどECサイトTmallに、10か国の旗艦店がオープンし、中国の食いしん坊が大喜びしているという記事を掲載した。各国の政府の承認を得た旗艦店がECサイトにオープンするというのだから、規模の大きさに驚かされる。

記事によるとニュージーランド、ロシア、メキシコ、ペルー、アルゼンチン、チリを含む10か国で、各国の選りすぐえりの特産品を販売するという。待ちに待った双11(11月11日)の大規模なセールにも参加するという。

ニュージーランドはロブスター、シンガポールはミートブロス、タイは金枕ドリアン、マレーシアは猫山王ドリアン、ペルーはブルーベリー、アルゼンチンはビーフ、チリはチェリー等々の各国の自信のある特産品が、ぞくぞくと列車、船、特殊飛行機などの「海、陸、空」を経由して、中国に集まってきている。

中国の外交の一つに、中国全土の食いしん坊の存在が大きくかかわっていると記事では伝えている。

現在チリでは情勢が不安定であるにも関わらず、現地レポータによると、驚くほどの短期間に、商人がチェリーを空港に輸送し、軍隊全体が商品の円滑な通関を確保するために尽力していると明らかにしている。チリにとって、食いしん坊がたくさんいる中国は、非常に魅力的なビジネスパートナーのようだ。

中国のシュミット駐日チリ大使は、中国でのビジネスが、以前より簡単になったと述べ、中国の消費者は、Tmallを通じて、チリのチェリーだけでなく、チリには美味しい牛乳、魚介類、牛肉などがあることを理解してもらえた。喜ばしいことだと伝えている。

中国市場は非常に大きく、 Tmallには7億人の中国人消費者がいるとされている。また多くの中国人は世界各国の商品やブランドに興味がある。世界各国がこの可能性のある Tmallに注視し始めている。

国家間の殺伐とした関係ではなく、食いしん坊が外交に一役買うなんて、平和で幸せな話題である。これからも世界中が各国の美味しい特産品を持ち寄り、美味しい時間を共有できる関係を築いていくことを願う。

令和漢語センターで中国語を学ぼう!